花粉症とは、おもに裸子植物(らししょくぶつ)の花のおしべにできる花粉が、風にのって鼻や目に入り、アレルギー症状をおこす病気です。
大きく分けて、樹木の花粉と草の花粉があり、開花期になると花粉症の患者さんは、特定の花粉に反応して、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、流涙(りゅうるい)などの症状が出ます。
花粉症の原因として、スギ花粉がよく知られていますが、ほかにも様々な花粉が原因と挙げられ、いずれの花粉も非常に軽く、風にのって受粉できるようになっているため、多少の風が吹くだけで、空中に大量に飛ぶという性質があります。
症状が出るのを予防するためには、花粉にさらされないようにすることがもっとも重要です。そのためには、花粉情報に注意し、飛散の多い日の外出を避けるか、あるいは外出時にはガーゼマスク、帽子、めがねをつけるようにします。なお、帰宅時には、コート、帽子などを外でたたいて、花粉を落としてから部屋に入ります。また、部屋の中に花粉が入ったり、浮遊したりしないよう、窓を閉めます。また、ふとんや洗濯物を外に干すのをやめます。部屋は加湿して、床はぬれたぞうきんでよく清掃します。
精神的ストレス、睡眠不足、疲労、多忙といった都市型の生活は、大気汚染とともに鼻粘膜(びねんまく)の抵抗力を弱め、正常の機能を乱す原因ともなります。このような悪い環境は、鼻汁の分泌能を変え、粘膜を流れる血液量を変えてしまい、異物が侵入しやすくなる原因にもなります。生活環境の改善は、治療にも予防にもつながることを、よく理解しておかなければなりません。
なお、花粉症にはお身体の部位から考えますと、頸椎が深い関係であることがいえます。
まず第2頸椎、目と頭の血行に深い関係があります。第2頸椎頸椎を調整することで頭痛や目の痛みなどが改善していきます。花粉症も同じです。
そして第3頸椎、この骨は鼻に深い関係があります。
第3頸椎の異常がでると、鼻に関わる迷走神経が通っていますが、それが緊張していると花粉に過敏に反応します。これが原因!第3頸椎を調整すると改善します。鼻詰まりも同じです。
この様に関連している場所(首から肩にかけての筋肉)を調整していくと改善が見込まれます。
当院では、1人1人に合わせた処置、施術をしていきたいと考えています。
お気軽にご相談ください!!
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