インピンジメントとは衝突を意味する言葉で、肩関節におけるインピンジメント症候群は、肩を上げていくとき、ある角度で痛みや引っかかりを感じ、それ以上に挙上できなくなる症状の総称です。なお、野球肩の原因の中で多いのがインピンジメント症候群です。
悪化するとこわばりや筋力低下なども伴い、夜間痛を訴えることもあります。肩を挙上するとき、あるいは挙上した位置から下ろしてくるとき、ほぼ60-120°の間で特に強い痛みを感じることがあります。骨形態の個人差として肩峰がもともと下方に突出している場合や加齢変化として肩峰下に骨棘ができた場合のほか、腕をよく使うスポーツ選手、特にピッチャーやキャッチャーはボールを投げる機会が多いため発症しやすいです。
背中から肩甲骨周辺の緊張を和らげて、肩関節周囲の筋肉をほぐし、ゆるめていくことで痛みの改善につながります。
また、体全体の歪み、バランスを整えることが大切です。
歪みがある事で繰り返してしまう恐れがあるので、それも改善していきましょう。
当院では患者様の状態を把握し、それに合った処置、治療を行っていきます。
お気軽にご相談、お問い合わせください。
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