肩関節周囲炎とは、肩関節に痛みと運動制限をもたらす疾患の総称です。日本では五十肩とも呼ばれます。
特に髪を整えたり、服を着替えるなどの日常生活動作が不自由になることがあり、夜には就寝時の痛みとしてズキズキと痛んで眠れなくなることも特徴的です。
肩関節周囲炎の病期は、炎症期・拘縮期・回復期に分類され、症状もそれぞれの時期で異なります。
■炎症期 (痛みがとても強い時期):
明らかなきっかけなく、急速に強い痛みが生じます。多くの場合、安静時痛・夜間痛を伴います。
■拘縮期 (肩まわりの動きが硬くなる時期):
強い痛みがやわらいだのち、肩の動き悪くなる「拘縮」へと移行する時期です。肩を動かした時に痛みを感じたり、動きの悪さから日常生活動作に不自由を感じることが多くみられます。
■回復期 (症状が回復してくる時期):
運動時の痛みや運動制限が次第に改善する時期です。積極的なリハビリを行うことで、肩の動きの回復が早くなります。
痛みの強い場所にいきなりグイグイと揉むことはありません。必ずしも痛いところが悪いわけではありません。
まずは、肩回りの筋肉、そして背中、肩甲骨周辺の緊張を和らげていきます。
周りの筋肉をほぐし、ゆるめていくことで痛みの改善につながります。
また、背中から全体のバランス、歪みを整えていくことも大切です。
当院では患者様の症状、状態に合わせて、患者様に寄り添い的確な治療を行っていきます。
気軽にご相談ください!!
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